一万円選書で購入した本、一冊づつあらすじや感想を書いています。
この記事を読んで一万円選書に興味を持ってくださったらうれしいです。
今回は4冊目になります。
万寿子さんの庭
黒野伸一著
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78歳の万寿子さんと20歳の京子
年齢差のある二人の友達関係が面白くて素敵でした。
出合った頃のうちは、斜視がコンプレックスの京子に対して「寄り目」などと言っていた万寿子さんでしたが、京子も負けじと応戦するうちに仲良くなっていきます。
不思議な友達関係は離れすぎてる年齢差だからなのかな?・・
終盤は切なくなる場面もあるけれども、読むことが出来てよかったです。
万寿子さんの京子への想いを知ったとき、万寿子さんよかったね、と思いました。
自分ではきっと選ばないので一万円選書はいいシステムだとつくづく思います。
面白い本を勧めてその人にとって新しい本と出合ってもらう。
これこそ本屋の仕事でしょう?
いわた書店の岩田さんの言葉
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